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社名とロゴの話

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弊社の社名である“keecord”は〈keep a record〉を縮めた造語です。

映像作品という物は往々にして大勢のスタッフの手が関わって形になり

ユーザーに届けられます。

その中でも“LIVE作品”は、ステージに立つ演者は勿論、舞台を作り上げるスタッフ

そして会場に集まったオーディエンスを含め、大勢の人がいて初めて成立するものです。

演者のモチベーション、オーディエンスのテンション、

ステージに関わるスタッフの尽力、

大勢の人達によって生まれたその音やパフォーマンスは、

同じ会場、同じ演者、同じオーディエンス、同じstaff、同じ天候であっても

二度と生まれない、二度と再現できないものです。

人の手によって作られた物ではあるけれども

間違いなくドキュメントでもあるのです。

決して撮り直しが効かない、その場限り、一度きりの物。

その様子をどう残すのか。

どのような形にして届けるのか。

その時間を切り取って後に残す事ができるのは私達の仕事しかありません。

 

何らかの事情で公演を見る事ができなかった人

特別な時間として手元に残しておきたい人

何年か経って映像と出会う人

そんな人達が再び“その時”に戻れるように

あの時と同じように映像を見た人の心が震えてくれるように

LIVE作品に限らず“映像を残す”という事に対し

作業として慣れる事無くきちんと向き合い、考え、取り組み

最善と思われる方法で記録し、編集という作業で紡いで形にし届ける。

それは例えるなら、細い繊維が集まった毛糸で

温かいセーターを編むような物だと思うのです。

弊社の社名やロゴにはそんな思いを込めています。

株式会社キーコード 代表取締役​ 中村憲次

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